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本土空襲と高松空襲!一般市民から見た第2次世界大戦

第一資料に基づいて、アメリカ軍による高松空襲を独自の研究でレポートします。

空襲に対する防衛について

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空襲に対する防衛について

空襲に対する防衛について

 

高松空襲での日本軍の防衛状態を考察してみる。

 

「(・米軍資料)―敵機の迎撃皆無だが、目標地域でバカ1機が見られた。(本土空襲の場合の日本軍のバカとは何を意味するのか不明である。)中口快砲と自動火器による対空砲火は貧弱ないし中程度、第1目標で重砲のものと思われる2連射が高松の南の飛行場からあったと報告された。損失B29のうち、1機は離陸直後に不時着水、1機は滑走路からはずれた。」

 

「(・倉知千蔵 宮脇町)半ば完成した飛行場には、戦闘機も並ぶようになった。(中略)期待している戦闘機は1機も来ない。」

 

・「(喜田清 亀井町)当時のラジオによる大本営発表の口調であった。―敵機○○市を空襲せるも、いたづらに盲爆、我が軍は敵に多大な損害を与え、我が方の被害、極めて軽徴なり―だが現実には頭上の敵機に対する我軍の攻撃はなに1つ見られなかった。」

 

「(・熊井輝義 香西町)高射砲らしい火戦が上空に向かって伸びたが、私たちの願いを断ち切るようにそれは途中から薄く孤を画いて消えてしまった。」

 

以上の事柄を考察してみると、高松では戦闘機が配備されていたが、高松空襲時に敵機を迎撃する事はなかった。

空中戦は行われていない事が分かる。

 

証言から高松市民は、高松に配備されていた戦闘機に迎撃を期待していたことも分かる。

 

高松空襲時の高松市の反撃は高射砲によって行われていた事が分かる。しかし、米軍に被害を与えるほどの攻撃はできていない。

 

考察すると、高松の防衛体制は非常に弱いものである。

高松空襲時の防衛情況は米軍資料と高松空襲戦災者の証言と一致しているために確実な情報と言える。

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