第一資料に基づいて、アメリカ軍による高松空襲を独自の研究でレポートします。
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(高松空襲写真集)
死者数、高松空襲での被害
高松空襲の死者についてである。死者の数については、資料によってだいぶ数がばらばらである。
死者数についての研究は「高松の空襲―資料、手記編」や「高松空襲戦災誌」、「日本の空襲―7」などで詳しく研究がなされている。先行研究であまりにも詳しく研究がなされているために、新しい発見は難しい分野ではある。
しかし、今回の研究テーマに選んだ理由などから、高松空襲の死亡の数は重要な事柄なので、記述しないわけにはいかない。
そして、「高松空襲戦災誌」の中では(不明者も合わせて、昭和57年の現在、高松空襲戦災者は1359人にのぼった。)と記載されている。
「高松空襲写真集」でも、まったく同じ1359人と記載されている。高松空襲戦災誌の死亡者数が1番、正確な数字に近いと判断した理由の1つは「高松の空襲―資料、手記編」をもとにしている所である。この本は高松空襲の死者名簿がメインであり、また、製作者の高松空襲を記録する会が死者名簿を作るために、遺族を尋ねて6~7年もの長い月日をかけて製作されたものであるからだ。
そして、高松空襲戦災誌では、新たに、テレビなどのメディアの力を使って市民に呼びかけ、新たな情報を加えて、死者数を提示している。すなわち、消防や警察、医師などの報告書をまとめだけのものではなくて、実際に様々な視点から、時間と労力をかけて、研究された数字である。
よって、現時点では高松空襲の死者の数は1359人、これがもっとも事実に近い数値だと言える。
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