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本土空襲と高松空襲!一般市民から見た第2次世界大戦

第一資料に基づいて、アメリカ軍による高松空襲を独自の研究でレポートします。

爆弾の種類について、高松空襲

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爆弾の種類について、高松空襲


(高松空襲写真集 焼夷弾の一部)

爆弾の種類について、高松空襲

 

次ぎに爆弾の種類だがほとんどが焼夷弾で少数ながら通常の爆弾も含まれていた。以下が爆弾についての証言である。

  

「(・佐々木恒夫 今新町)今まで逃げる間焼夷弾ばかりで、直撃さえ受けなければなんとか逃げられると思っていた時、私の逃げる前方の西のほうで、爆弾が落下したのだ。」

 

「(・熊井輝義 香西町)ただ不運だったのは、焼夷弾の火にまかれたのではなく、近くに落ちた大型爆弾の破片が脇腹をえぐったというやつだ。」

 

「(・能租政)1銃撃や焼夷弾には耐えても、爆弾には耐えられる筈がない。」

 

考察すると、大量の焼夷弾に少量の爆弾がまぜっている事は高松市民に大きな恐怖を与えたようである。

 

すなわち、爆弾は直撃しなくても近くに落ちるだけで、命が危険にさらされ、防ぐ手段がない。

 

また、能租氏は最初コンクリートの建物に避難していたが、爆弾の事を考えてコンクリートの建物から避難している。これは、空襲の時、コンクリートの建物に避難していれば、焼夷弾ならなんとか防ぐ事はできても、爆弾が落ちれば、防ぐ手段がない事を意味している。

 

そして、米軍資料を見てみる。

・E46 500ポンド焼夷収束弾

・AN―N64 500ポンド通常爆弾

 

以上2つが記載されている。

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